令和5年度「学生の提言」の募集
2023.07.21
学生生活
令和5年度「学生の提言」の募集
大 学 長 荒 川 一 郎
学生センター所長 草 間 博 之
今年度も次の要領で学生諸君の提言を募集します。奮ってご応募ください。
【1.テーマ】
『 巨大な社会でどう勝つか? ――日本の偏差値と大学の世界的評価 』
<テーマ解説>
大学の世界・アジアランキングにおける日本の有名大学の伸び悩みとは裏腹に、偏差値偏重の大学観は日本に依然強い。出身校の「偏差値」は日本においてどの程度人物の能力を示し、その者が将来教育を受けた結果作り出せる業績の質を予言するものなのだろうか?他の先進国なら学部卒業の後に大学院に進み専門知識を積む者が多いのに、なぜ日本社会は学卒におけるラベリングが長く持続するのか。学生は制度改革を待てない。我々は在学中およびその後、どのような学内、国内、国際の競争を意識し、どのような戦略で能力を磨き、誰から評価されることを目指すべきか。成功例や失敗例を探りながら、あるいは人材養成を国際的に比較しながら、井の中の蛙の危うい固定観念を破り、大学入学以後のソーシャル・モビリティ(社会的流動性)と国際競争力を高める方法を考えてほしい。
【2.応募資格】
本学に在学している学生(大学院生・法科大学院生・科目等履修生を含む)
※ 連名及び複数名での提出も可能です。
【3.原稿字数】
・12,000字以内/1図表は200字換算/文字サイズは10.5ポイント/40字×36行/字数には目次・註等を含む(表紙・参考文献は字数に含まない)。
・表紙に、「論文タイトル・学籍番号・学部学科/研究科専攻課程・学年・氏名・住所・電話番号」を明記してください。
※Microsoft Office Wordを使用し、縦A4判横書きとすること。
※「論文タイトル」は独自考案のタイトルを付けること。
※文献等を参照・引用した場合は、必ず適切に出典を明示すること
※原稿の最後に文字数(文字カウント+図表換算分)を記載すること。
※ChatGPT等の生成系AIの使用は認めません。
<文字数のカウント方法について>
Microsoft Office Wordの「文字カウント」機能を使用してください。(※方法詳細はG-Portで配布している「募集要項」をご確認ください)
【4.提出方法】
指定メールアドレス宛に、原稿データをメール添付し送信してください。
(※詳細はG-Portで配布している「募集要項」をご確認ください)
【5.提出期間】
令和5年9月1日(金)~10月11日(水)
【6.問合先】
学生センター学生課(中央教育研究棟1階)
【7.表彰】
優秀賞:賞状・副賞10万円、佳作:賞状・副賞3万円
昨年度(令和4年度)の入賞者・入賞作品について
論文審査委員9名による審査の結果、以下の作品を表彰致しました。
◆テーマ
『社会・組織等におけるダイバーシティ(多様性)の実現に向けて』
◆入賞者一覧
優秀賞(賞状・副賞10万円)
諸坂 宮果(文学部/英語英米文化学科/4年)
「多文化共生に向けた個々人の態度について~「多様性」を偽善で終わらせないために~」
佳作(賞状・副賞3万円)
西幅 美来乃(文学部/教育学科/3年)
「社会を支える教育の力〜地域で守る人権と多様性〜」
園原 遥(国際社会科学部/国際社会科学科/3年)
「トランスジェンダーの社会的困難性に対する考察~多様な人々が共存する社会の実現に向けて~」
以 上